百年の恋が冷めても、それでも俺は君に恋をする - 1/8

百年の恋が冷めても、それでも俺は君に恋をする

1.俺だけを見ていて

 

『百年の恋も冷める』という言葉があるけれど、そんなものは自分たちにとっては無縁だと思っていた。どんなに時が経っていたとしても、お互いがお互いを想うのは必然だと思っていたし、惹かれ合うのも当然だと考えていた──彼の隣に自分ではない──女性の姿を目にしてしまうまでは──。

向かいの校舎の窓辺。生徒たちで賑わう学び舎の中。
そこで談笑する彼らを垣間見る度に、腹の奥でどす黒いものが渦巻いてくるのがわかる。
遠くからでもわかる特徴的な花札のような耳飾りに、甘く優しい面差し。赤っぽい瞳は、柔らかく撓んですらいる。隣に立つ女生徒もまた、ころころと笑っているようだった。彼らはどんな話しをしているのだろうか、絶え間ない笑みに自然と足が止まってしまう。腕に抱えた教材の重みが、ずしりとこの心にのし掛かる。
「ほんとに仲いいよな、あいつら」
己の言葉を代弁するような言葉に目線だけ向けると、教師にしては派手すぎる男もまた向かいの景色に目を向けていた。ギラギラと光るバンダナが眩しい、どこぞのクラブにでも赴くような派手な格好の男は、宇髄といった。これでも美術教師だ。
「百年ぶりの恋だ、燃え上がるのはあっという間だろ。栗花落カナヲが竈門炭治郎に好意を抱いていたのは、お前だって知ってただろ」
彼──宇髄の言葉に「ああ……」などと応えながらも、俺は全く納得などできていない。竈門炭治郎の隣に居るのは、蝶の髪飾りをつけた小柄な少女。見覚えがないわけではない、全く知らない存在でもない。
だからこそ、自分の心はざわめき立って止まらないのだ。

自分には前世の記憶がある。
鬼殺隊、炎柱だった記憶だ。公の機関ではないものの夜毎に鬼を狩り、弱き人々を助けていた。手に刀を取り、宵闇の中で鬼の首を斬り落とし続けた、まさしく修羅のような男だった。
幼い日はその断片的な記憶に悩まされ、度々高熱を出して倒れていたけれど、今では時折この腹を痛ませるくらいだ。今もまた腹の奥がずくりと痛んで冷や汗が頬を伝う。それもそのはずだ。自分は今、とてつもない悪夢のような現実を目にしているのだから。
遠くガラス越しに見える人は、百年前のかつての恋人──竈門炭治郎。
彼もまた同じ鬼殺隊だった。無限列車の一件で任務を共にし、上弦の参との戦いで生死の境を彷徨った俺の手を握りしめ、決して離さないでいてくれた人だった。死の淵から這い上がってきたこんな男のために、この手を抱きしめるようにして彼が泣いてくれた日のことを、今でも鮮明に覚えている。
そんな手は今、少女の赤く熟れた頬に触れている。慈しむように伸ばされたその手は、かつては自分のために与えてくれたものだった。
嫌だ嫌だ、やめてくれ、やめてくれ。その目にその子を映さないでくれ、俺を見てくれ。俺だけを見てくれ。
情けない悲鳴を飲み込むように、恋に心を弾ませる二人から目を逸らす。現実から逃れることはできないとわかっていながら、俺の足は逃げるように廊下を足早に駆け抜けた。宇髄が何事か声をかけてくれたような気もしたが、そんなことはどうでもよかった。
どうでもいい、考えたくない。
考えても仕方のないことは考えたくない。
考えるな、考えるな。

そうは言っても、自分が教師で彼が生徒である限り、顔を合わせないわけにはいかない。一年筍組の教室に入れば、自然と竈門炭治郎と目が合う。澄み切った茜色の瞳には、この俺は歴史教師にしか見えないのだろう。かつて同じ柱だった宇髄のように、俺との再会を喜ぶような表情もなく、ただ尊敬の眼差しで俺を見上げるだけ──そう、彼には前世の記憶は欠片すらないのだ。
チョークを持ち、弾みをつけて文字を書き連ねながら授業を進めていく。視界の端で炭治郎がキラキラとした目で黒板を見上げている様子を捉える。このクラスにあの少女がいないことだけが、唯一の救いだとも言えるだろう。けれどこの先もずっと、この視界に二人が入らないわけがない。彼らの恋路はまだ始まったばかりなのだから──。
ふとその時、持っていたチョークがぼきりと折れて床に散らばった。
パラパラと零れていく白い粉に呆気に取られていたが、「先生だいじょーぶ?」という生徒たちの声にハッと顔を上げた。ぐるりと見回した生徒たちの中、炭治郎の気遣うような眼差しが見えたような気がして、振り払うように「わはは!」と、あえて元気な声をあげた。
「よもやよもやだ、君たちの授業を頑張ろうとして、力が入り過ぎてしまったようだ!」
「えー先生って、熱血教師ぃ?」
「落ち着いてよ、先生ぇ〜」
どっと笑い声があがり、教室は和やかな空気に包まれる。その様子にほっと胸を撫で下ろしながらも、どうしたって炭治郎のことを考えないようになどできないのだと、思い知らされた気分だった。

「煉獄先生!」
伏目がちに次の教室へと向かっている背中に、聞き覚えのある声がかけられた。教材を腕に抱えたまま振り返ると、いつまでも心を捉えて離さない竈門炭治郎の姿があった。彼の顔には心配の色が見て取れた。
「先生、具合が悪いのでしょうか……」
気遣う彼の声音に一瞬惚けてしまったが、一拍置いてから笑みを浮かべてみせた。
「いや、大丈夫だ! なに、春だから頭がぼんやりすることもあるだろう、気にすることはない、ありがとう──」
「お腹、痛みますか」
的確な指摘にぎくりとする。彼の目は、前世で鬼によって貫かれた腹の辺りを見ている。
「先生から時々、お腹が痛いといった匂いがするんです──あ、ええと、俺、匂いに敏感で……変なことを言ってすみません」
知っているよ、君の嗅覚が優れていることは。感情の機微さえ読み取れることを。
けれど今それを彼に言ったところで、前世を知らぬ彼を混乱させてしまうだけだ。
「そうか、すまないな心配をかけて……」
ああ、でも。あの少女ではなく、自分だけを見つめてくれるこのひと時が心地よい。ちらと腕時計に目をやって、少しだけ大げさに肩を竦めた。
「竈門、ちょっとだけ手伝ってくれないか。この教材を準備室に運びたいのだが、やはり少し腹が痛むようで……君の力を借りたい」
「はい! 喜んでお力になります!」
炭治郎は、疑うことも不審に思うこともなく、明るい笑顔を俺に見せる。百年前から君を想い続けているなどと知ったら、その顔はどんな風に歪むのだろうか。隣り合うように歩いて、他愛もない話しに笑っていられる、そんな程よい関係でいられるだろうか。

社会科準備室に辿り着いた彼は、俺の指示に的確に動いてくれた。今どき、アナログの教材を使って授業をする教師が物珍しいのかもしれない。古びた年表や、古地図に炭治郎は興味を惹かれているようだった。
「よかったら……」
歴史に興味があるのなら、良い口実になる。
「放課後でも、いつでも準備室においで。歴史についてしか教えられないが、色々と教えてあげよう」
「いいんですか!」
ぱっと華やぐ彼の笑顔に、胸が踊る。
「ああ、知りたいことは何でも尋ねてもらって構わない」
腕時計が指し示す針を名残惜しそうに見つめながら、俺はできるだけ優しい教師の笑みを浮かべてみせた。
「もうすぐ次の授業が始まる、また会おう竈門」
「はい!」
純真無垢な生徒は、元気よく返事をして準備室を去っていく。小さくなっていく背中を見送っては、重い吐息を零す。
君は知らないだろう、君に抱えきれぬほどの恋情を抱いている男がすぐそばにいることなど──。

それから、思惑通りに放課後になると炭治郎が訪れるようになった。
彼は昔から素直だったが、あの頃よりもよりその傾向は顕著なように思われた。時代が、そうさせるのだろうか。それとも、あの時代が彼を必要以上に大人にさせていたのだろうか。
鬼に家族を殺され、妹を鬼にされた彼は、鬼殺隊という特殊な環境に身を置いて戦い続けた。十代の子供が背負うには酷な運命だっただろう。彼の手は、前を向き続けるためにいつも傷だらけであった。
しかし、現代の炭治郎の手はきれいなままだ。準備室の書棚にところ狭しと並べられた古書のたちに、彼は感嘆の声をあげて、背表紙に手をかける。指先は整い、剣胼胝はもちろんのこと、戦いを切り抜けたような傷などひとつだってない。
彼は、戦いを知らない。悲痛な運命を知らない。
もちろん、俺のことも覚えていない。
その横顔から窺える純真な瞳の輝きに、心が揺れないわけがない。
「この時代の人たちは、どんな景色を見ていたのでしょうね」
炭治郎は、古びた本のページを捲りながら目を細めた。その瞬間だけは、遠い記憶にある彼によく似ていた。だから俺は、彼の身体に触れそうになるこの手を制して、彼が尊敬する教師であろうとした。
彼を準備室に呼び寄せようとしたのは、邪な思いを抱いてしまったからに他ならないが、この目に映る炭治郎はあまりにも眩しかった。
刀を携え、強い信念を持ち鬼と戦い続けていた彼はもう、どこにもいないのだと……思い知らされるばかりだったから。
『杏寿郎さん』
聴こえるはずのない彼の、かつての声が耳奥に響く。
『杏寿郎さん、そんな悲しい顔をしないで下さい。俺は生まれ変わっても貴方のことを──』

低いバイブレーションの音が唸り声をあげる。
古書を手にしていた彼が、気まずそうにこちらを見上げた。どうやら、彼のスマートフォンが鳴動しているらしい。文明の利器の存在に、俺は現実に引き戻される。
「構わない、電話に出るといい」
校則で禁止されているわけでもないのだから、と、心の中で付け加えて、炭治郎から身を離す。彼はそれに安堵したような顔を見せて、電話に出た。
窓の外は明るい放課後の喧騒に満ちていた。カンと鳴る金属バットの音に、揃いの掛け声があちこちに響く。校舎のどこかで金管楽器の音楽が、同じフレーズを練習している。
「ああ、カナヲか……どうしたんだ?」
背後から聞こえた名前。耳が拾ってしまった名前。
思わず振り返ってしまいたくなる気持ちを堪えて、窓枠に眼を落とした。部活動生の声はもう、耳に入って来ない。
「うん、うん……今、煉獄先生の手伝いをしているんだ……終わったら連絡する」
柔らかな声音は、電話相手のためだけのもの。誰のためでもない、自分が想っている相手のためだけに。
「はは……うん、知ってるよ……うん、また後で」
会話が途切れて、炭治郎が「煉獄先生、すみません」と声をあげた。
「用事ができたので帰ります、色々と教えて下さってありがとうございました」
「いや、なに……」
振り向きながら応えたものの、炭治郎の顔を見ることはできなかった。きっと今、この顔は嫉妬の色でいっぱいだろうから。
「では、失礼します」
またおいで、なんて軽々しく送り出せなかった。一礼して、足早に去っていく炭治郎の背中を見送るくらいしか、自分にはできなかった。親しげに電話していた相手が誰か、どんな相手であるか、容易に想像できてしまったからだ。
彼女か、なんて、冗談めかして問いかけようにも、そうなんですよと彼が返してくるに決まっているから、俺はただ彼の去っていく足音が聞こえなくなるまで、廊下を眺めることしかできない。

嫌なことを忘れるために、アルコールの力を借りるのは愚かしいことだと思っている。だからこそ、缶ビール片手に夜の縁側にどっかりと座って、ぐいと酒を呷る自分を疎ましく思う。もちろん、美味いなどとは言えもしない。ただ、アルコールの刺激が胃を焼くばかりだ。
酒臭い息を吐きながら見上げる月夜は、泣きたくなるほどに美しい。月は、どんな時代も静かで、その輝きは変わることはない。
不変がそこにあると思っていた。
彼と、そう、炭治郎との愛も永遠に変わらぬものだと思っていた。お互いに愛し合ってきた日々を、月の光のもとに並べる。それは淡く、儚く、ただ膝の上を照らすばかりだ。
「こんな冷える夜に縁側で月見酒か、杏寿郎」
低い声の主に振り向かずに頷けば、彼はゆっくりと俺の横に腰掛けた。春の冷たい風が、庭を吹き抜けていく。
「酒だけを飲むんじゃない、つまみぐらい口にしなさい」
そう言って彼──同じ風貌をした父が寄越したのは、小袋入りのナッツだった。よく見ると彼も飲み物を手にしていたが、近頃お気に入りのホットコーヒーに見えた。
「悩みごとか」
小袋を受け取りつつ、それを開こうともしない俺に父は優しく声をかけてきた。目を上げずに、俺はそっとナッツの小袋を握り締める。
「小さい頃から、何かあるとよくここに座っていたな、お前は」
「……よく覚えていますね」
「そりゃあ覚えているだろう、お前の父親になるのは二回目なんだ。いいところも悪いところも……まあ、お前が酒に逃げるなんてのは、今生では初めてのことだが……」
父はそう言って、ちびちびとカップの中身を飲み始めた。湯気が揺れている、自分がここに座っていることに随分前から気付いていて、わざわざ豆を挽いてきたのだろうか。前世では得られなかった父親の優しさを、どう受け取ったらいいのか。そんなこともわからぬ子供のような自分が、まだここに座っている。
「竈門くんに、会えたのか」
核心を突く言葉に、ただ俺は目を伏せる。
「お前がそんな顔をするくらいだ、……竈門くんには記憶がなかったんだろう、前世の……お前たちが好き合っていた頃の記憶が」
頷くでもなく、缶ビールを喉に流し込む。僅かでもいい、現実から目を背けたかった。
「普通の人間に前世の記憶なんてない。それを持ち合わせて生まれてくること自体、珍しいものだ。俺やお館様、宇髄くんが前世を知っているだけでも充分じゃないか。そういう奇跡なんてものは、滅多に起こらないから奇跡と言えるんだ。瑠火も千寿郎も、俺が鬼殺隊にいたこともなにもかも覚えていなかったが、こうして出会えて、今がある。それでいいんじゃないか」
父の言葉は、尤もだ。父もまた前世の記憶があるからこそ、その言葉には重みと深みがあった。けれど彼は最愛の妻に再び出会い、恋をし、俺たち兄弟とも再会することができた。前世の運命を、よりよい方向へと導けた人に、今の自分が置かれている状況を正しく理解できる気がしなかった。
酒はただ苦いだけで、心の奥深くを蝕んでいくようだった。
「出会えただけでも僥倖と思え、杏寿郎。……本当なら、俺も竈門くんと一杯酒を酌み交わしてみたいところだが、記憶がないのでは、俺もお前もただのおじさんでしかないからな……」
「わかっています……」
わかりたくない気持ちごと、酒と一緒に胃に流し込んだ。いつもよりもずっと腹が軋むようだ。

黒板に文字を書き付けながら、紡ぎ出される文字を追う目の持ち主に思いを馳せる。毎年毎年、同じことを繰り返し教え続ける俺には当たり前のことでも、生徒たちには新鮮な驚きに感じるはずだ。きっと彼も、目を輝かせて授業に耳を傾けているのだろう。その表情が手に取るようにわかってしまう自分が、なんとも滑稽な人間のように思える。
彼はまだ十代の少年で、自分は三十路に足を突っ込む『おじさん』だ。おじさんが、少年の一挙一動をつぶさに観察し、そこに前世から続く彼特有の表情を読み取ろうとしている。あわよくば、前世の記憶が戻りさえすればなどと──。
ずくりと痛む腹に、片眉を上げる。
前世で負った恐ろしい記憶は、いつだってこの身を蝕んでいるというのに。それなのに、彼は一欠片も鬼殺隊だった頃の記憶を持ち合わせてはいない。こんなにも痛むのに、こんなにも君に恋焦がれているというのに。
この腹の傷を撫でる手には、もう会うことは叶わないのだ。

「煉獄先生、病院に行かれたほうがいいですよ」
放課後の社会科準備室に顔を出した炭治郎は、険しい顔をしてそんな優しいことを言ってくれた。額の脂汗をハンカチで拭いつつ、「どうしようもないんだ」と言って俺は眉尻を下げた。
「小さい頃からずっと痛むんだ、どこの病院に行っても原因はわからなくてな──しかしもう随分慣れてしまったから、竈門が気に病むことはないぞ」
「でも、そんな苦しそうな匂いをされて……気にしないなんて無理ですよ」
炭治郎は口を尖らせつつ、ずかずかと準備室の奥へと足を踏み入れる。彼は部屋の奥にある湯沸かしポットや、乱雑に戸棚に仕舞いこまれた茶葉やインスタントコーヒーの瓶に目を向けて、大きく肩を怒らせた。
「先生、少しそこに座っていてください。お茶を淹れますから」
「いや、気にすることはない、どうせ放っておけばおさまるから……」
「放っておけませんよ!」
頑固者らしい彼は、小ぶりのシンクで茶瓶を軽く水で濯ぐと、手慣れた手つきで茶を淹れ始めた。彼に茶をご馳走したことは、今生では一度もない。だけれども彼は、まるでどこに何があるのかを知っているみたいに、無駄のない動きで茶を淹れてくれた。
その後ろ姿に、前世の彼が重なる。
鬼舞辻との戦いで片腕の自由を奪われ、辿々しい手つきで食事の用意をしてくれていた、あの愛おしい炭治郎に。
カラン、花札のような耳飾りが鳴って彼が振り返る。それが昔の彼なのか、今の時代の彼なのか、俺は一瞬そのどちらであるかわからなくなってしまった。
「炭治郎……」
「先生、お茶でも飲んで座っていてください」
差し出された湯呑みを受け取りながら、俺は縋るように彼を見つめる。
それはやはり制服姿の少年でしかなくて。「杏寿郎さん」と呼んでくれた人は、どこにもいなくて。
湯呑みを手にしながら、俺は間抜けにも瞼を濡らしてしまった。
「先生……」
彼の震える声音に、じっとその目を見つめる。ガーネット色の瞳は美しく輝いて、俺だけを見つめ返してくれている。湯呑みを手にしたまま、頬が涙で濡れるままに、炭治郎と俺は彼の名を呼んだ。
愛しているんだ、今でも君を。百年経っても、今でも君を愛しているんだ。出会った時からずっと君のことが好きだった、己が死ぬ間際ですらも君のことを愛していた。
「炭治郎……っ」
僅かな理性が働いて、その言葉たちを彼に届けることはできなかったけれど、俺はみっともなく泣きながら、彼の名を呼ぶばかりだった。

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